「ディフィニション」という言葉を知っていますか?
- Captain Karumai

- 10月28日
- 読了時間: 2分
ボディビルにおいて、よく耳にする「ディフィニション」。
なんとなく「カットが出てる」とか「仕上がってる」ってイメージはありますよね。

実はこの言葉、ボディビルでは“筋肉の輪郭がハッキリ見える状態”を指します。つまり、筋肉の線が浮き上がって、体がまるで彫刻のように見える状態をいうのです。
「減量が進んできたね」とか「大会コンディションだね」という時に使われることが多く、カットやセパレーション(筋の分離)を総称して“ディフィニションが出た”と言います。
トレーニングを続けていく中で、「筋肉が大きくなる」→「線が出る」→「質感が変わる」この変化を感じ始めたとき、ボディビルの奥深さに気づく人も多いはずです。
是非ディフィニションという言葉を理解して、選手も観戦者も楽しんで頂きたいです。
下記にボディビル用語をまとめてみたので参考に。。。
【ボディビルにおける用語と違い】
ディフィニション
英語の「define=輪郭を明確にする」が語源。 筋肉の輪郭や形がはっきり見える“全体的な見え方”を指す。 皮下脂肪が薄く、筋膜の滑走や神経張力が整うことで浮き上がる。
セパレーション
「separate=分ける」という意味。 筋群と筋群の“区切り”が明瞭に見える状態。 例:大腿四頭筋や三角筋の間にできる“割れ目”。 筋間中隔の滑走性や張力差が関係する。
ストリエーション
「stria=スジ・条線」が語源。 筋線維の走行に沿ってスジ模様(横線)が見える状態。 大胸筋や大腿四頭筋でよく見られる。 線維配列の均一性や水分バランスの影響を受ける。
カット
「cut=切る」という意味。 筋の境界や切れ込みが深く見える状態。 腹直筋や広背筋などで、光の反射と筋膜張力の差が重要。 “ディフィニションの中でも深さを表す要素”とされる。
ハードネス
「hard=硬い」が語源。 筋の張りや質感を指し、乾いたように見える“硬質感”。 水分量・皮膚のテンション・筋トーンの高さが関与する。 ステージでは照明により強調される要素。
ボディビル競技を行う上で共通の用語を使うことで、曖昧さがなくなり、競技への解釈が正しくできるようになります。
是非皆さん覚えてみてください。




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