チンニング(懸垂)の質を変えるポイント
- Captain Karumai

- 11月6日
- 読了時間: 2分
-脊柱を反らせず“吊られる身体”をつくる-
チンニング(懸垂)は背中の代表的なトレーニングです。しかし、背中を使う意識が強くなるあまり、「脊柱を過伸展(反りすぎ)」させてしまう方がとても多いと感じます。
脊柱が反りすぎると
腰椎に負担がかかる
腹圧が抜けやすい
肋骨が前に開き、背中の働きが逃げる
結果として、背中ではなく腰周囲や腕に頼った懸垂になってしまいます。
そこで今回は脊柱をニュートラルに保つコツをご紹介したいと思います。
①脊柱をニュートラスに保つセットアップ
私が意識しているのは背骨をニュートラルのまま、全身で吊られる感覚をつくること。
そのためにおすすめなのが、「脚を軽く伸展(軽く前に伸ばす)」ポジションです。
▼ なぜ脚を伸展させるのか?
腰を反らせにくくなる
腹圧(IAP)が自然と入りやすい
骨盤と肋骨の位置関係が安定する
身体を1本のラインで保ちやすい

懸垂は「反る種目」ではなく、脊柱をニュートラルに保ちつつ引く種目
②意識するポイント
みぞおちと恥骨の距離が“程よく保たれる位置”
脚はやや前方に伸ばして揺らさない
手で引くのではなく“脇で引っ張る”
一本の棒になったイメージ
よくあるNGフォーム
❌ 胸を張りすぎて腰が反る
❌ 肋骨が前に開く
❌ 足が後ろで曲がる・バタつく
❌ 手・腕だけで引く
→ これらは背中のトレーニング効率が下がるサインです。

③まとめ
懸垂は“背中”と同時に体幹コントロールの種目
脊柱ニュートラルを保つことが最優先
足を軽く伸展位にすることで体幹が安定
「吊られる身体」を目指す
今日の一回で、未来の背中が変わる。丁寧に積み上げていきましょう。
p.s 上記のポイントをフィジーク選手の伊吹主税さんがインスタに投稿していました。
私も意識していたことだったから嬉しかったですw




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